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アウグスト・エバース
シモン・エバース商会創立者の一人。
1841年ハンブルグ生まれ。
1862年(文久2年)初来日。

アウグスト・エバースが初めて日本の地を踏んだのは幕末動乱の1861年、尊皇攘夷思想の下、外国人排斥の風潮が広がりを見せていた時代でした。
そんな中この国に敢えて飛び込んだ彼の心には危険を顧みない野心と成功への希望があったのでしょう。
後に彼はハンブルグ・横浜・神戸の各都市で貿易業を営むシモン・エバース商会を創設しました。
そして1905年の春、若き技師ルードヴィッヒ。レイボルドに更なる発展を託し、東京八重洲口に創立されたのが当社の前身である「エル・レイボルド商館」でした。
それから2年後の1907年、二代目社長にクルト・マイスナーを迎えた当社は日本の貿易商社の草分けとして大きく日本産業の発展に寄与してきました。
明治・大正を経て事業は拡大し、電力・製鉄・繊維・製紙などの分野も手がけるようになります。

時代が昭和へと移っても成長の勢いは衰えず、新たに工作機械の分野へと進出し、主としてドイツ最先端の製品を日本の大手メーカーに次々と納品を始めました。
薬品・食品・水処理。化学などのプラントも手がけ、海外のノウハウと日本の製造技術を融合させたエンジニアリング業務の展開をするなど、社業は際限なく広がりを見せるかに思われました。
ところが日独の架け橋となり、工業国日本として急発展に貢献した事が仇となり、第二次世界大戦後GHQの政策によって一時、社業の継続が困難となってしまいました。
しかし1954年伝統の灯を消すまいと再び当社の有志が集い、「レイボルド機工株式会社」として社業が再開されました。

戦後の日本の復興と共に再び力をつけた我が社はドイツ最新の重電・造船・自動車産業用の機械・設備を相次いで日本に紹介しながら以前の勢いを取り戻して行きました。
また、印刷機械、包装機械なども手がけるとともに、ドイツメーカーと日本メーカーとのライセンス契約を仲介、両国産業界のつながりはより深く強いものとなりました。
さらに電子産業・セラミックス、バイオ技術などの先端技術にも着目して製品分野の拡大を行い、オイルショック、円高などの経済波乱を乗り越えて社業の向上に努めました。
それに伴い1980年には社名を「レイボルド株式会社」と改め、現在はこのホームページでご紹介する諸製品を主として手がけ、産業界の各方面で広く信頼を頂いております。


ルードヴィッヒ・レイボルド
レイボルド商館の創始者。
1895年(明治28年)初来日。
1907年(明治40年)、横浜で没す。
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